距離を走ればディスクは減る物、どうせ交換するなら純正でなくサンスt・・・いや、今回はブレンボにしてみよう!

B!

皆さん、はじめまして!
と言いつつ、実はWebike Plus(ウェビック プラス)超マニアックな記事を書いているので、もしかしたら既にご存知の方も居るかもしれませんね。
正確には『メディア事業部 チーフエディターの門脇 誠』となります。

現在のメディア事業部が出来るまでは卸売り部門のチーフを長らく努めていたので、バイクショップの方はメールマガジンの編集後記などで見覚えがあるかもしれません。

仕事としてバイクに関わり続けてきた人生ですが、仕事抜きでもバイクは大好きで、乗る事の他に「整備」が大好きです。
カスタムパーツを買ってきて装着するのではなく、何もパーツ交換していないのに整備だけでカスタムパーツ交換と同等以上に車体の動きを良くする事に悦びを感じるタイプ、といったところでしょうか。

なぜか非常にマニアックな希少車を中心に複数の車両を所有(恐らく所有台数は社内1位)しているのですが、毎日安心して使える通勤車としてはTDM900を愛用しています。
他の車両は乗る前に儀式が必要なものばかりで、とても通勤に耐えられるシロモノではないので仕方ありません。

このTDM900、他車に乗り換えた他の社員から激安で購入した車両で、購入時に既にオドメーターは6万kmを示してる過走行車でした。
新品時に4.5mm厚だったはずのブレーキディスクは購入した時点で既に4.1mmまで摩耗しており、使用限度の4.0mmはもう目前。

できるだけブレーキをかけないセコい走りで誤魔化していましたが、10万kmを超えた辺りで遂に摩耗限度に達してしまいました。

現在はほぼノーマル。マフラーはウルサイ物を装着していた時期もありましたが、うるささに嫌気がさしてノーマルマフラーに戻しています。純正ディスクは使用限度いっぱいの4.0mmまで摩耗。

 

TDM900の当時のキャッチコピーは「キング・オブ・ザ・マウンテンロード」。たまには無謀な遊びに酔いしれるのも趣味の一環です。

ブレーキディスクの交換候補

私はあまりブレーキをかけるタイプではないので残0.1mmのディスクで4万kmも走ってしまいましたが、限界に達したものは仕方ないので交換です。

しかし・・・、なかなか使用限度まで減る事の無いブレーキディスクは非常に高価。
サーキットで本気レース!や、全然メンテナンスをしていないので微妙にブレーキ引きずりりまくり!など、かなり特殊な状況でないと滅多にディスク交換には至らないものですから、部品が高価なのはしかたないのでしょう。

どれほど高価なのか、怖い物見たさで純正部品を見積もってみたところ驚きの金額(約6.5万円)である事が判明!
ツライ、ツラすぎる・・・。

では社外品ではどうか?
車種ページから適合するブレーキディスクの一覧を見ると・・・残念な事にどれも結構良い値段がします。
候補に考えていたサンスター製は、純正同等の最も安いタイプで純正同等の価格、ちょっと豪華にすると楽々純正価格を超えてしまいます。
ツライ、ツラすぎる・・・。

・・・と思っていたら、本来TDM用ではない(適合外)の商品の中に【キャンペーン対象商品】と書いてあるブレンボ製のディスクを発見!
「買ったッ!第3部完!」みたいなノリと勢いで購入。
在庫があるからすぐ届くし、何より純正とほぼ同額でブレンボのディスクが奢れる誘惑には勝てません。

数えてみたらブレンボのディスクを購入するのはこれで人生14枚目。何だかんだ言いいつつ結構買っていて驚き。

装着!

適合外なのでそのまま何の問題も無く装着できるはずもなく、それなりの加工を要しましたが何とか装着完了。

でも実は一番苦労したのは純正ディスクを外す作業でした。
固定してるボルトが謎のチタン製で(ステンレス製だと思っていました)、とんでもないナマクラ仕様だったためです。
ボルトを回すのは比較的上手い自負があるのですが、ほぼ全部ナメてしまいました。
もともとステンレスボルトから純正の鉄ボルトに交換するつもりでしたので平気でしたが、再利用するつもりだったら途方に暮れたでしょうね。

でも、装着完了してしまえばこっちのもの。
さすがブレンボ!しかも5.0mm厚仕様!

公道での使用、しかも単なる通勤の使用なのでフルブレーキングなどとは無縁ですが、軽いブレーキでも体感できるほどフィーリングが向上しました。
ブレーキング中に聞こえる音(チーィ・・・みたいな音)も非常にイイ感じ。

皆さんもブレーキディスク交換する時はぜひブレンボを候補に入れてみてはいかがですか?

不人気車のブレーキディスクなんて誰も見ていないけど、自己満足度は抜群

 

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