初めに
2024年も残すところわずかとなりました。あっという間に1年が過ぎ去りましたね。
読者の皆様は、どのような一年になりましたか?わたくし小竜にとって、2024年は、まさに「オンロードに魅せられた一年」でした。
今回は2024/12/15(日)に行われた、ミニろく最終戦 ショートコース戦をレポートしつつ、2023年10月末にオンロードデビューをし、1年とちょっとが経った小竜の、ヤングレーシング部での2024シーズンを振り返ろうと思います。
少~し長くなってしまうと思いますが、最後まで楽しんでいただけましたら幸いです。
参戦レポート!ミニろく最終戦(ショートコース)
12/15(日)に行われたミニろく最終戦。早朝の気温は‐4度!(体感はもっと寒かった気がする)
この時から過酷なレースになることを予感していました。タイヤは熱によってグリップ力が変化します。冷えたタイヤ、路面だとグリップ力が損なわれ、つるつる滑るのです。転倒のリスクが上がるのはもちろん、ライダーの集中力も削がれていきます。←これが後に、あんなことになるとは...
さて、ヤングレーシング部からはGSX-R125とグロムの2台がエントリー。両チームライダー3名で6時間を走る過酷なレースとなりました。
<GSX-R125チーム>
NOKI、小竜、ホリウチ
<グロムチーム>
akira、オジー、SICYO
(グロムチームの様子は、後日スタッフブログがUPされます。お楽しみに!)
車検・練習走行を終え、いよいよレーススタート!
スタートライダーはわたくし小竜。久しぶりのスタートライダーということもあり気合は十分です。
そして、、なんと、、、1週目から転倒ーーーー!
高速コーナーで減速しきれず、そのままグラベルに突入、転倒。幸い、ライダー、マシン共に走行に大きな影響はなく(カウルは結構破損してしまった。)、すぐにコース復帰できました。
一周目のライダー同士の混戦、冷えた路面、タイヤなど、、原因は複数ありますが、総じて「ライダーの精細さを欠いたこと」が原因です。
オンロードライダーはクレバーでなければいけません。ましてや6時間あるうちの、一周目。冷静に、路面状況やマシンに関して考慮しながら走る必要があるのです。
同じチームのNOKIは、かつてレースを経験していたこともあり、チームを牽引してくれます。40秒フラットでチーム内ファステスト(チーム内で一番早いタイム)を記録。また、整備士の資格を所有しており、メカニックとしても活躍しました。
同部署の先輩でもあるホリウチは、レースまでのマネジメント管理と優れたレース知識でリーダー的役割を担ってくださいました。耐久戦において最も重要な要素の一つ、安定した走りで集会を重ねます。周回毎にみるみるタイムが縮まっていったのも印象的です。
小竜は一周目転倒によるやらかし以降は好調に走ることができました。平均の周回タイムは昨年を大きく超えることができ、一周のタイムでは40.8秒を記録。自己ベストを記録することができました。
ライダー3名で6時間走る過酷なレースとなりましたが、無事チェッカーを受けることができました。(最後の方はみな満身創痍。NOKIは腰痛を悪化させてしまう。)結果は全33台中17位。まずまずの結果となりました。
レースで勝つために、無転倒であることはもちろん、ライダーの体力の考慮、コースのレイアウトに合ったマシンのセッティング、そもそもの練習も行わなければならないことを実感したレースでした。
小竜の2024年シーズンを振り返ってみる
今回のショートコース戦をもって、2024シーズンは終了しました。
小竜は2023年10月にデビューしたので、2024シーズンは、初めて1年間通してレース活動に参戦することができたシーズンになりました。ので、2024シーズンを振り返ってみます。
振り返りその①「速くなった」
ただ漠然と「速くなったなあ、しみじみ」と思っているわけではありません。コーナーのライン取りや、エンジンの回転数、リアブレーキをどこまでひきずるか...考えて走るようになり、早く走るための技術が身につきました。オンロードにはまりだしたのは、技術が身につき始めたころかもしれないです。
「ここのコーナー、一台分アウトから進入したら0.5秒タイムが縮まった!」など、試行錯誤の繰り返しです。ラインや走り方など、状況にあったタイムの縮め方を模索することが、たまらなく楽しいのです。
振り返りその②「チームが大きくなった」
2024年は、所属する「ヤングレーシング部」の体制が、大きく変化したシーズンでもあります。
なんと、NOKI,SICYO,輪,ori,KOBAの5名が加入!組織的にも大きくなったことはもちろん、末っ子ライダーだった小竜も先輩ライダーになりました。いつまでも、おんぶにだっこというわけにもいきません。チーム内での役割や責任感をもって部活動に取り組みます。オンロード、こと耐久戦においては、チームワークも強さの大きな要素の一つです。
チームとしても強く成長していきたいと感じた2024シーズンとなりました。
振り返りその③「多くの方のサポートがあってレースができることを実感した」
オンロードは「チーム戦」です。ライダーがいて、メカニックがいて、当日のピットワークがあって、、、レースはただ走るだけではないのです。オンロード部の先輩社員の皆様をはじめ、多くのサポートに支えられてきました。感謝の気持ちとともに、2025はいただいたご恩(オン)に応えられるように。そして、多くの方から応援されるように、活動に取り組みたいと思います。
最後に
少し長くなってしまいましたね。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。もう2800文字くらい書いてるんですよ!
さて、最後に私が言いたいのは「オンロードは面白い!」この一言です。まさか自分がこんなにもオンロードに魅了され、ドはまりするとは思いもしませんでした。(はまりすぎて、バイクを運ぶための車を購入してしまった...)
公道用のバイク(CBR250R)を、サーキット専用にするためにナンバープレートも外してレーサー化までしてしまいました!お財布と相談しながら、速く、カッコイイバイクを目指します。
そして、こんなにもオンロードに魅了されたのは、ライダー仲間や、先輩・後輩ライダーの皆様。サポートしていただいた皆様のおかげです。皆様への感謝の言葉で、長い長いスタッフブログ結びの言葉にしたいと思います。
ここまでよんでいただいた皆様、ありがとうございました。
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