「いつかは日高」に行ってきました!
どうも。Webikeオフロード部のTomです。
今回は2024 日高2Daysエンデューロに参戦してきました!
今シーズンはMFJエンデューロ選手権に参戦しており、その内の一戦である今大会に出場してきたわけです。
往年のオフローダーの方々は一度は聞いたことがあるであろう日高2Daysエンデューロ。日本のエンデューロの中でも特別感と歴史のある大会です。
また、この日高大会は他のエンデューロ選手権と大きく異なる点として「唯一公道を使用」する大会となっています。しかも北海道の雄大な土地を生かした1周150kmほどのコースを二日間たっぷりと満喫できます!
Day0 〜大会はもう始まっている〜
日高大会は土・日曜日の二日間に渡り開催されるわけですが、大会自体は実質金曜から始まります。
1周100Kmオーバーという特性上コースの下見などをするのにも車移動が必至です。しかも大会が始まり走り始めたら基本的にパドック(車を停めている場所)に戻ってくることはできません。そのため途中で燃料補給をする必要がある車両はコースの途中に用意されている給油所までガソリンを運ぶ作業があります。
下見とガソリンの運搬で朝から活動してもあっという間に日が暮れてしまうわけです。
Day1 〜試される大地、折れる心〜
エンデューロの朝は早いです。
前日に受付や車検を受けることができるのですが、コースの下見やガソリンの運搬などで時間がなかった我々は当日朝に車検と受付を済まします。
前述したように日高大会は公道を使用する大会です。車検では通常の車検項目の他に保安部品のチェックも行われます。ここでウィンカーが点灯しないトラブルやブレーキスイッチが通電しないなどのトラブルがあると車検の時間内に直す必要があります。まさにエンデューロ。人もバイクも実力が試されるわけです。
無事に車検をパスし1日目の競技がスタート。いつもの選手権大会は1周目が下見ラップという扱いになりタイムがリザルトに反映されませんが、日高大会のみ1日1周という大会の特性上最初のタイムアタックからリザルトに反映されていきます。
前日に下見しただけのコースを朝イチから全開で攻めるという度胸も試されるわけです。
数箇所用意されているタイムアタック区間を無事にパスしていきますが、3つ目のタイムアタック区間である超高速・長距離の林道を使用したタイムアタック区間でブレーキングポイントをミスしバイクもろともライダーが吹っ飛びます。
これによりバイクのハンドルのみならずライダーにもダメージを負ってしまいました。
1周目はこの転倒によるダメージで調子が上がらないまま終了…。
ハイスピードへの恐怖心飲みが残ります。
Day2 〜ハイスピード怖い〜
前日に残したハイスピード区間への恐怖心と吹っ飛んだトラウマが癒える間も無く2日目は始まります。
前日に折れた心はそう簡単には戻りません。昨日まで出せていたスピードが出せず、攻めるべきところで攻めきれないまま走り続けます。
また、前日の転倒時に曲げてしまったハンドルの影響もありうまくバイクを操れず転倒したりといい所なしで終わってしましまいました。
1日目の前半で起きてしまったことにより全体のバランスが崩れてしまったことがとても悔やまれる大会になってしまいました。
次戦、最終戦。
今回の日高大会で年間ランキング3位につけていたものの5位まで後退。
次戦は大阪で2024シーズンの最終戦が行われます。今回の無念を晴らすためにもランキングを一つでも上の位置で終えるためにもしっかりと結果を残せるように戦ってきます!
その際にはまたスタッフブログでお会いしましょう。