こんにちは!リバークレインマーチャンダイジング本部カスタムパーツグループの八木澤です!
私は主に国内外のカスタムパーツブランドの新規開拓から在庫商品の選定、販促プロモーションなど幅広く行っています。
今回は、通常業務とは一味違う、Webikeがサポートしているチームノリックのピットクルーとして、年一回レースサポートに行っている話をしようと思います。
レースサポートの内容
レースサポートの主な内容は、レース前の車両整備や点検、レース車検、給油、タイヤ交換、転倒時のマシン復旧やリペア、サインボードを出したりなどなど…仕事内容は多岐にわたります。
いわゆる「ピットクルー」というやつです。モータースポーツに精通している方ならご存じかと思います。
私がピットクルーとして同行する際は、宿とサーキットの送迎や、ガソリンや食料品の買い出し、ライダーのサポートなども行っています。
ピットクルーは、誰でもできるわけではないんです。ピットクルーになるには、一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が発行する、ピットクルーライセンスを取得する必要があります。
このライセンスを持っていると、ピットクルーとしてレースに参加することができるのです。
なぜ私がピットクルーライセンスを持っているのか?チームノリックのレースサポートするためにわざわざ取得したわけではありません!
私自身、社内部活動の「オンロード部」でレースをしているため、国内ライセンスとピットクルーライセンスを持っています。
自分が走るときは部員がピットクルーを、部員が走るときは自分がピットクルーをする環境になっています。そのためWebikeオンロード部員は全員ピットクルーライセンスを持っているのです!
その為、Webikeオンロード部員は持ち回りでチームノリックのピットクルーとしてサーキットに派遣されていきます。
今回のサーキットはオートポリス
今回の、と書きましたがこれまでに3回サポートに行っていますが、私の派遣先は毎回オートポリスです(笑)
オートポリスは、大分県日田市のお山の中にある、コース長:4.674kmの大型サーキットです。
今回のサポートは、JP250に参戦している久川 鉄平選手のサポートでした。マシンはヤマハのYZF-R3です。
JP250はピットが使えず、テント村なので指定された場所にテントを設営しました。決勝の前日は練習走行なので、本番に向けて車体のセットアップを進めていきます。
電気関連やサスなどのセットアップは、久川選手からのヒアリングを行いながら、チームノリックのスーパーメカニックが担当。
私は、タイヤウォーマー巻いたり、ガソリン入れたり、タイム計測したりなど簡単な作業を行い、無事に転倒もなく練習走行完了です。
明日の予選・決勝に備えて、マシンのチェックなどを行い、片づけて終了。ホテルに戻って明日の為に早めに休みます。
レース当日の朝は早い
いよいよレース当日です。朝焼けを見ながらサーキットへ向かいます。
日田駅からオートポリスまでワインディングロードが結構長いのですが、朝なのでスイスイ。
朝焼けも綺麗で日常では見る事ができない景色に少し心が洗われるなあ…なんて思っていたら到着です。
まずは、予選からスタート。予選は一番前からコースに出ていき、終始単独走行になっていましたが、9秒前半のタイムを出して7番手でした。
前日までの練習走行でしっかり車体のセットアップができていたことが、上位に食い込めた要因だと思います。
予選が終われば次は決勝です!決勝用のチームノリックカラーに塗装されたキレイなカウルに換装して、
足回り、ブレーキ周りなど細かい部分を点検整備して、いざ出陣です!
手に汗握る決勝
さあ、いよいよ決勝です。グリッド上でマシンをスタンドで立てて、タイヤウォーマーを当てます。
そして、レースクイーンはいないので私が傘持ちをしています(笑)
この段階で、全集中モードになるライダーも少なくなく、ピリピリとした雰囲気を出すライダーもいますが、久川選手は終始リラックスした様子で笑顔が多かったです。
願掛けなのか、ウエスにワックスをつけてマシンをフキフキする余裕も見せていました。
そして、決勝スタート!スタートは少し出遅れてしまい、トップグループに2秒ほど離されてしまうものの何とか食らいつき、スタートでの遅れを挽回していきました。
レース後半はトップグループが徐々にペースを上げていき離されてしまい、完全単独走行になってしまったものの総合4位でナショナルクラス2位でチェッカー。
見事表彰台に上ることができました、素晴らしい結果です!
最後に
今回は、通常業務ではない、レースサポートという業務についての紹介でした。
ピットクルーは、はじめから誰でもできるわけではありませんが、社内でレースに出ている人のサポートから始めて、しっかり動けるようになれば誰でもできると思います。
ただ日々の業務をオフィスでこなしていくだけがリバークレインでの仕事ではありません。こういったレースに参加する業務もあるのがリバークレインの特徴です。
バイクが好きな気持ちと情熱がある方であれば必ず活躍できる場所が、リバークレインにはあります。
是非一緒になって、バイク業界やレースを盛り上げていきましょう!!!