Webikeスタッフがプライベートで参戦しているレースの個人的な結果報告になります。
2023テイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI STAGEオンロード部全般の報告ブログは→→→こちら←←←
Webikeとも深い関わりのあるテイスト・オブ・ツクバ(以下TOT)。弊社の自社アプリケーションの名前にはDOBARと名付けられているものが多く存在します。このTOTの各クラスに与えられているDOBAR「Days of Bike and Roses」が由来です。
今回参戦したクラス
テイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI STAGE
出場クラス:F-ZERO
ゼッケン:9
チーム名:Webike TECH Racing
出走車両:BRUTALE1090RR
TOTを走ることになったキッカケ
私のTOTに対するイメージは、旧車レースの国内最高峰というものでした。(実際にそうだと思います)
このTOTには、各バイク業界の有名なライダーやショップの方、バイク屋の方が集まる場でもあります。
弊社も社長を始めとする統括マネージャーや営業担当がイベントへ参加し、取引先さまへの挨拶や情報交換にも非常に有効な場となっています。
リバークレインではレースを通して2輪業界のへ貢献も行っていることもあり、スタッフ自身がレースに参加することもバックアップしてくれます。(参戦計画の提出が必要です!)
「レースは危険だからダメ!」といった否定的な意見がない環境は、一人のバイク乗りとしては、素晴らしい環境だと感じています。
その中で、F-ZEROクラスでは、比較的新しい車両もレギュレーションに適合して参戦しています。 CB1000RやZ900RSなどが代表的な車種でしょう。
ブルターレは「年式が新しい」かつ「外国車」という特徴を持つ車両であり、旧車が多いTOTの中でも注目される車両かと思います。
このブルターレで長年TOTのF-ZEROクラスに参戦している上司(師匠)がおり、私はこれまでサポーターとして師匠をサポートしてきました。
私自身これまで筑波サーキットでツーリストトロフィーやST600、ST1000に参戦し、他サーキットでのミニレースにも何度か参加していましたが、日本最大級の草レースとして知られる「TOT」に参戦する日が来るとは夢にも思っていませんでした。
↑TOTに参戦する師匠と社長
キッカケは、師匠がテイスト引退を決めたことからでした。
長年F-ZEROクラスでの優勝を目指して活動してきましたが、参戦10年を迎えたところでレースカテゴリーを変更することとなり、師匠のテイスト引退宣言はかなりの衝撃でした。
思い出深いバイクが他の誰かの手に渡る可能性があるかもしれないと考えると、もしくは解体業者によって解体されてしまう可能性もあると考えると切なくなってしまいまして...
師匠に「ブルターレ買ってテイスト出ます」って宣言し、譲っていただき、バトンを引き継ぐ形でTOTに参戦することとなりました。
大型車初のバーハンドル&ストリートファイターでのレースかつあのTOT・・・
「テイスト出ます」と宣言したものの、ST1000で乗っていたRSV4よりもパワーのあるブルターレで走れるか内心ドキドキ(笑
最初はカテゴリーの中で「ストリートファイタークラス」というものが近年できたため、そちらで腕試しで出ようかと考えていましたが、「ブルターレで走るならF-ZERO一択だな」と師匠からの一言。。。
そんなこんなで11月のテイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI STAGE F-ZERO参戦に向けて7月から準備することとなりました。
Race Report
とにかくライダーとしてあの場所に立つことは、今まで走ってきたレースと緊張感が断然と違いました。というのも、観客が非常に多いんですね。
今大会の入場者数は10,100名と公式で発表されていました。
走り出してしまえば全く気になりませんが、観客が多いというのはTOTの魅力ですね。
↑motoバトル Youtube 2023 テイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI STAGE【日】
天候は雨がパラついたりと安定しない状態でしたがドライでの走行となりました。
予選が6番手であったためセカンドローからのスタート。スタートがいまいち上手くできずフロントアップしてしまいましたが、何とかオープニングラップは5番手で戻れました。
中々前のマシンをパスできずにいましたが、前車両がジャンプスタートでのブラックフラッグにて離脱した為4番手に浮上。
そのまま最終ラップまでキープしましたが、ギア抜けを数回起こしてしまいロスしている間に後方車両から1コーナーでパスされてしまい5位となり、TOPが最終コーナーにて転倒の為最終リザルトとして4位という結果となりました。
今回のレースでブルターレでのベストタイムも更新することができ、今後の指標ができました。
乗りこなせていない中、表彰台へ登れたのはサポートしてくれたメンバーと師匠のアドバイスや面倒を見て頂いたおかげです。
初回で表彰台へ上がることができ、なんとか表彰台に乗る目標を達成できましたが、まだまだ満足はしていない為、表彰台テッペン自身の走りで登れるよう次戦に向けて準備していきます!
Result
リザルト:予選:6位/決勝:4位
予選タイム:1'00.780
決勝ベストタイム:1'00.594