12月10日に富士スピードウェイのショートコースで行われたミニろく最終戦
12月にも関わらず、日中の気温は17.4℃まで上がるベストコンディション。
2023年シーズンの開幕戦もショートコースで行われたので、当時のベストタイムと最終戦でのベストラップを比較していきます!
ヤングレーシングメンバーの成長
スタートライダーはレース観戦スキルが活きた"ホリウチ"。
最終戦も安定の走りでシーズンを通して決勝レースでの転倒はありませんでした。(素晴らしい!)
同じコースで行われた開幕戦のタイムと比較すると45.852から42.420まで成長!
趣味のレース観戦スキルを活かし、スティントの合間で走行写真の撮影を担当してくれました。
全日本ロードレースと比較すると「速度が遅いので撮影が楽」とのことでした!
ミニろくミニでは表彰台でセールの告知ができたので、今後もセールの告知が表彰台からできるように入賞目指して頑張っていきたいところです。
第2ライダーは開幕戦で3コーナーでの転倒がトラウマ"エグチ"!
今回はトラウマを克服するために前回と同じ第2ライダーに抜擢
開幕戦の様子はこちら
ベストラップは42.323から42.253とあまり変化はありませんでしたが、開幕戦での転倒の経験を活かしてショートコースの攻略、情報共有を行っていました。
趣味のバイクレストアのスキルを活かし、車両の整備、XR100モタードのレストアをして練習車両制作に注力していました。
ミニろくミニでは筆者と激烈のバトルを展開しました。ライダーとしても今後の活躍が期待されます。
第3ライダーは10月入社のデザイナー"Y嶋"
ヤングレーシングには後半戦からの加入となりました。
普段からYZF-R6に乗っていることもあり、ベストタイムは42.679でした。
普段はデザインの業務に携わっていることもあり、来年の新チーム設立時にはカウルデザインの中心に立つことが期待されています。
第4ライダーは2023年新卒の体力オバケ"小竜"
7月に研修を終え、加入したフレッシュマン。
カートコース戦で4度の転倒を喫し、今回のショートコース戦でも2度の転倒。
無尽蔵な体力でおじさんに片足を突っ込んでいる筆者はよく助けられてます!
ベストタイムは41.922で、今年の転倒経験を活かし、来シーズンは安定した走りに期待したいです!
第5ライダーは筆者(akira)
元全日本ロードレースの経験を生かし、準備、スケジュール管理、レース進行のサポートをしていました。
普段はタイヤ全般の業務をしており、試乗など転倒が許されない局面を経験していることもあり安定した走行ができます。
ライディングに関しては勉強中です……。
ベストタイムは40.220から39.578にタイムアップしましたが、他のメンバーに抜かれるのも時間の問題……か!?
第6ライダーは影のリーダー"オジー"
小島は最終コーナーで転倒。開幕戦でのベストタイムは40.507と筆者と同じくらいのタイムでしたが、今回は42.018とスランプ気味の結果となりました。
結成当初はバイク整備に疎かった小島ですが、活動を通じ愛車のタイヤ交換方法を習得。さらには最終戦に向けてカウルの補修を積極的に進めてくれました。
開幕戦 | 最終戦 | |
---|---|---|
akira | 40.220 | 39.578 |
オジー | 40.507 | 42.018 |
エグチ | 42.323 | 42.253 |
ホリウチ | 45.852 | 42.420 |
小竜 | 41.922 | |
Y嶋 | 42.679 |
今回のレース結果
総合24位、クラス11台中10位という結果となりました。
良くも悪くもレース内容で書くことが見当たりません。
今回「も」なんて書きたくはありませんでしたが3度の転倒があり、コケては直しを繰り返していました。
……こうも転倒回数が多いので、心なしか筆者の車両修復スピードが速くなってきた気がします。
設営、撤収だって立派なレース活動!
レースは走って速いタイムを出せばいいというわけではありません。準備・設営・整備・撤収などなど...やることがいろいろあります。
最初は何が必要かわからず、右往左往していたメンバーですが、後半戦に差し掛かったあたりから設営と撤収の動きが格段に良くなりました。
トランポへのバイクの積み込みや固定方法など、今後のバイク活動に活かせるスキルを身に着けることができました。
筆者としては「何が分からないのか分からない状態」だったので適切に指示を出せていなかったことに反省し、メンバーによって成長させてもらった一面でもありました。
反省点
ライディングスキル向上と練習の効率化
ライダーの全体的なタイムアップを行い、転倒のない安定感を養わないと勝負にならない世界ということを実感しました。
セッティングパーツも潤沢に揃えることができていませんが、まずは現状のセッティングでライディングスキルを磨く必要があると感じました。
これまではメンバーのスケジュールを調整して練習に行っていましたが、1台のバイクでは効率よく練習ができていませんでした。
来シーズンは少人数での練習計画や、走行車両を増やして練習に参加したいと考えています。
社員の中にはミニバイクレースの定番の「グロム」や「GSX-R125」に乗っている有望な社員もいるので、練習会にお誘いしてみようと思います。
新規メンバー募集と応援されるチーム作り
オンロードレース界隈は閉塞的になりがちな部分があるため、ヤングレーシングではこれを払拭したいと考えています。
雰囲気づくりだけでなく、サーキット走行を始めるにあたって「ツナギやブーツなどの装備品」というひとつの大きな壁を乗り越えられるよう。レンタル装備の確保・管理をしていきます。
また、レース前に応援のお言葉をいただいたり、レース本番に現地まで応援に来てもらえるようなチームになれるよう2024年シーズンも邁進してまいります。
まとめ
2023年にヤングレーシング部は活動をスタートしました。
ひとまず「ミニろく」に全戦エントリーし、ライダーに耐久レースの難しさや、バイクの楽しさを体感してもらいました。
初めてのことだらけでメンバーや関係各所の皆様にはご迷惑をお掛けしましたが、来シーズンに向け改善を進めていきます。
また、まだまだ初心者チームですが、オフシーズンで更なるライディングスキルの向上と2024年シーズンに向けての準備を進めていきます。
新入部員の応募、社内ミニバイク所有者からの挑戦状をお待ちしております。