最近のフルフィルメントセンター

昨年11月に新設された座間フルフィルメントセンターをご紹介しました。

今回はその「続編」として「ある初夏の一日」の様子をご紹介と思います。

おはようございます

ここ、座間フルフィルメントセンターでは日々130人以上の人々が勤務しています。

大勢が一緒にお仕事をするにあたって「情報共有」はとても重要。

メールや掲示板で情報発信を日々する他に、週に1回こうして全員で集まって「朝礼」をしています。

業務の連絡事項はもちろんのこと、各メンバーが自己紹介や自分がいま取り組んでいる仕事の話をしたりする場にもなっています。

みなさん真剣に話を聞いています。時には笑いも起きて和やかな雰囲気ですすみます。

午前中は入荷作業のピーク

続々とトラックが到着し、商品が入荷してきます。

それを仕分け、商品の確認をし、商品登録をしていきます。

構内には部品名称の解説札がついたバイクも展示されていて、入荷作業の参考となります。
その後は商品を棚に格納していきます。
ここまで、商品到着から格納までの一連の作業をインバウンド(入荷)と呼びます。
 商品の大きさごとに棚に格納します
 こちらは手のひらサイズの小さい商品を格納する棚です
 床のガイドラインに沿って自動で物を運んでくれる台車も活躍中。

お昼休み

毎週1回、リバークレインでは「カレーの日」があり、会社からカレーライスがふるまわれます。

色々な種類のカレーが用意されているので、「今週はどれにしよう」とみなさん楽しみにしてくださっています。

 好きなものを選べます

午後は出荷作業が佳境に

お客様のご注文の商品が揃うと出荷作業に入ります。

ピッキングや梱包といった出荷に関する一連の作業はアウトバウンド、と呼ばれます。

  ハンディターミナルを使ってのピッキング

箱詰めされた商品は自動梱包機がふたをして伝票を貼ってくれます。

海外への発送も行われています。荷物のサイズや重さ制限が国によってさまざまです。こちらは自動ではなく手作業で梱包されます。この作業は別途研修を受けたクルー(作業スタッフ)によって行われています。

 海外向梱包済商品。長い輸送に耐えるため特別な梱包が必要です。

全ての荷物を積んだトラックが出発して出荷作業が完了します。

大事な「4S」

物流業界では「4S」という言葉が日常的に使われます(場合によっては「2S」や「5S」もあります)

・整理:要るものと要らないものを区別し、必要なものを選別すること

・整頓:必要な物の定位置を決め、表示を行い、いつでもすぐに取り出せる状態にすること

・清掃:ゴミや汚れを放置せず、常にきれいな状態に保つこと

・清潔:整理・整頓・清潔を徹底し、維持すること

この頭文字を取って「4S」です。

基本的な内容ですが、業務効率化を図るためにも、安全を確保するためにも欠かせないものです。

作業中はもちろん、作業終了後にもこの「4S」の実施を確認してフルフィルメントセンターの1日が終了します。

 片付け完了です。決められたものが決められた位置におかれています。

3つのフルフィルメントセンター

現在リバークレインにはこの「座間フルフィルメントセンター」のほかに

「横浜フルフィルメントセンター」

「甲子園フルフィルメントセンター」と3つのセンターがあります。

この2つのフルフィルメントセンターのご紹介はまた別の機会に。