リバークレインテニス部のYagiです。
テニスを始めて1年半が経ち、ようやく初心者の域を抜けたと自負しています。
今回はテニスの練習環境について体験を交え、考えてみました。
同じように、もっと上達したいと思っているテニス初心者の皆さんに、少しでも参考になれば幸いです。

テニススクールか、部活動か

上達するためには練習あるのみ。プロの試合の動画やYoutubeチャンネルなどを見ているだけでは決して上達しません。
全くの未経験からテニスを始めようと思ったものの、さてどうやって練習するか、という疑問が湧いてきました。

調べてみると、主な方法として、以下のようなものが出てきます。
1. テニススクールに通う
2. 仲間内でコートを借りて練習する(ここでいう部活動)
3. テニスベア・テニスオフなどで練習会に参加する
本記事では、テニススクール、部活動での練習について、私が感じたそれぞれのメリット・デメリットを紹介し、練習方法について迷っている方の参考になればと思います。

テニススクールに1年半通ってみて

上達するために、最も初心者に優しいのは、テニススクールに通うことだと思いました。

なぜなら、
・レベル別にクラス分けがされている
・テニスを練習する環境・用具が整っている
・資格を持ったコーチが教えてくれる
からであり、約1年半、テニススクールに通って感じたメリットです。

レベル別にクラス分けがされている

大抵のテニススクールでは、生徒のレベルに応じて、以下のようにクラス分けがされています。
*以下は私の通っていたスクールのクラス分けとそれぞれのクラスで目指すレベルです。
トーナメント:強みを使ったコンビネーションの強化と弱点の補強で生涯上達宣言!
上級:勝てなかった相手に勝つ為の「気づき」がここにはあります。
中級:効果的なコースの狙い方やポジショニングの指導をします。
初中級:ゲームに必要な攻撃や守備の練習してゲームにも挑戦するクラスです。
初級:綺麗なフォームでラリーを楽しめるように指導します。
初心者:正しいグリップとフォームを徹底的に身に付けるクラス。

基本的に同クラス内の生徒はほぼ同じレベルなので、気負いすることなく、練習に集中できました。
また、初心者クラスでは、少人数であることが多いので、生徒1人に対するコーチの指導もより内容が濃くなります。
クラスのレベルに合わせた練習内容が用意されていて、初心者でも気負いすることなく0から基本を学ぶことができる、それがテニス初心者がテニススクールに通うメリットの1つであると感じました。

テニスを練習する環境・用具が整っている

テニススクールは練習に集中できるよう、環境や用具が整っています。

例えば、
・天候を気にせず練習できるインドアコート
・空調完備
・手入れの行き届いているコート
・ロッカールームやシャワールーム完備
・初心者用の低圧ボール
・定期的な新品球への交換
・シューズやラケットレンタル
などがありました。テニスに集中できる環境が整っていることもテニススクールのメリットです。

資格を持ったコーチが教えてくれる

誰に教わるか、という点は、特に初心者にとっては非常に重要です。

テニススクールであれば、テニスを教える資格を持ったコーチや、様々な大会などで実績を積んでいるコーチなどに教わることができます。
また、わからないことや苦手な部分を直接聞くことができるので、レベルにあった練習内容も相まって、上達のスピードも速いと感じました。

テニススクールに通うデメリットはあるか

メリットばかり書いてきましたが、デメリットもあります。
・費用
・生徒が多いと十分打てない
ということが私の感じたデメリットです。

費用がかかる

テニススクールにかかる費用は、おおむね約15,000円/月です。
週1回、月4, 5回のレッスンがあり、1回あたりのレッスンは80~90分です。1回あたりの費用は約3,000円程度となります。
これは、仲間内でコートを借りて練習するのに比べるとやはり割高です。
しかし、充実した環境や設備、レッスン内容を考えると、決して高くはないとも言えます。

生徒が多いと十分打てない

私の在籍していた初級クラスは、多い時で13, 4人の生徒が参加していました。
それに対し、コーチは2人もしくは3人。
レッスンの時間は決まっていますから、生徒数が多いということは、それだけ自分が打てる機会が少なくなる、ということです。
ゲーム形式の練習も、自分の番が回ってくるまで待たないといけません。
初心者で重要なのは、とにかく数打つことであると思うので、あまりに人気のスクールや生徒の多い時間帯(土・日の日中など)は、この点を覚悟しないといけません。
逆に、そのような時間をさける(早朝など)ことで、混雑を避け、少人数で練習に集中することができます。
(個人的な感想として、早朝の生徒の皆さんはレベルが高いです。)

部活動(自身でコートを借りて練習)のメリットは?

現在週1回のペースで、オフィス近隣のコートを借り、部員で練習していますが、自分たちでコートを借りて練習することのメリットを考えてみました。

割安な費用で楽しめる

我々が借りている公営のコートは、2時間で約3,000円程度です。
参加者で割れば1人1,000円もしないで、テニスを楽しむことができます。
単純なテニス1回あたりの費用では、テニススクールよりもはるかに割安です。

コートには自分たちだけ。思う存分テニスできる

4,5人の部員のみで2時間たっぷりテニスできます。テニススクールの際に感じていた物足りなさ、といったものを感じることはありません。

部活動(自身でコートを借りて練習)のデメリットは?

自分たちでコートを借りて練習することのデメリットを考えてみました。

ボールやマシン等の道具は自分たちで用意

より良い練習環境でプレーするためには、定期的な新球の購入や、その他の練習用品を自分たちで準備する必要があります。

コートによっては天候や抽選に左右される

その日テニスができるかどうかは、屋外であれば天候に左右され、また、抽選に外れるなどで1か月まるまるテニスができない、なんてこともあります。

自分たちで練習内容を考える必要がある

現在リバークレインテニス部には顧問やコーチがいません。
上達するためには、自分たちで練習内容を考え、時には部員同士お互い教え合わなければなりません。

最後に

テニス初心者がテニスを上達させるために、テニススクールに通う、もしくは自分たちでコートを借りて練習することのメリット・デメリットを考えてきました。
それぞれ違ったメリットがあり、テニスをする環境や設備、練習内容に求めるもので最適な練習方法は変わってくると思います。
テニススクールの整備された環境でプレーできる楽しさを知った私は、再びテニススクールに通おうと思っており、新たなスクールを探索中です。