こんにちは!リバークレインマーチャンダイジング本部カスタムパーツグループの八木澤です!
私は主に国内外のカスタムパーツブランドの新規開拓から在庫商品の選定、販促プロモーションなど幅広く行っています。

普段のブログは、筑波ツーリストトロフィーのレポートばかり書いておりますが、今回は初めての海外出張 in イタリアミラノについてお話しようと思います。

初めてのEICMA(エイクマ)

イタリアのミラノへは、EICMA(エイクマ)に参加し、新規ブランド開拓や取引先への挨拶、新型車両のリサーチなどが目的で行きました。EICMAを知らない方に、EICMAとは何ぞや?を簡単に説明しますと、イタリアミラノにある展示場フィエラ・ディ・ミラノで毎年開催される自転車やオートバイなど二輪車の国際見本市のことです!
単純に「ミラノショー」とも呼ばれることが多いですね。各車両メーカーがこのタイミングで新型車両を発表したり、部用品メーカーが最新アイテムを展示することが多いです。

2022年は、目玉となる新型車両はあまりなかった印象です。電動バイクメーカーの出店が多く、ヨーロッパの二輪市場の電動化を感じました。今回の初EICMAで一番驚いたのは規模の大きさです!毎年、東京モーターサイクルショーに行っておりますが、今回のEICMA会場は東京モーターサイクルショーの4倍ほどの規模でした(あくまで私の感覚です)。

さらに、今回のEICMAはコロナウイルスの影響もあってか例年と比較してかなり規模縮小をしている状況でした。全盛期であれば、かなり巨大なイベントだということが想像できると思います。

新規ブランド開拓

EICMAにはヨーロッパメーカーを筆頭に様々なメーカーが出店しており、まだ日本に入ってきていないブランド製品が多くあります。世界中のカスタムパーツを世界中にお届けすることが我々webikeのミッションの1つです。ラインナップ拡大のためにも拙い英語で新規ブランド開拓を行いました。

国内ブランドの開拓よりも数倍難しく、まず「Webike」とは何ぞや?ということから説明しなければならないこともありました。今回は英語が下手すぎて伝えたいことが伝えられず、かなり悔しい思いをしました・・。
来年もEICMAに行くことができるのであれば、今回の失敗経験からPDCAを回して効率よく、かつスマートな英語で営業活動ができるように準備していきたいと思います。

今回の新規開拓の中で、ヨーロッパの削り系のメーカーなどカスタムパーツを中心に回っていましたが、個人的に面白いと思ったヘルメットをご紹介!

シールド付近に小さいパーツが見えると思いますが、ここからシールドにナビ情報など映し出される仕組みになっていました。
目に見える進化は、カスタムパーツよりもギア製品の方がグングン進んでいるなと感じました。
今後もしかしたらWebikeでラインナップされるかも?!なので、たまにWebikeの新製品をチェックしておいてくださいね!

ブレンボ担当としてブレンボブース訪問

皆さんご存じの通り、Webikeはブレンボジャパン二輪正規代理店です!そして、私がブレンボ担当者としてWebike内での製品の販促活動の一部や在庫管理・発注などを行っています。今回はブースにお邪魔して、イタリア本国の方とのミーティングを行いました。日本での人気車両やマーケットの動き、競合製品の動きなど細かい情報交換ができ、有意義な時間になりました。

その他には、日本やアジア圏で売れるであろう車種での新ラインナップ提案や、新製品の提案を行いました。このような自分の提案が形になり、良い製品を世界中のライダーに供給できる可能性があることはモチベーションUPに繋がりますね。

各ブースで驚いたことが一つ。大きなブースを出しているところは大体キッチンとシェフがいて、料理や飲み物がバンバン出てきます。東京モーターサイクルショーでは考えられない設備です。キッチリした日本での雰囲気とは違い、とてもアットホームな柔らかい雰囲気で商談ができました。いい意味でのカルチャーショックといいますか、ヨーロッパの文化を感じるいい機会になりました。

今回の出張を終えて

今回の初海外出張を通して、様々な経験をすることができました。ヨーロッパでの二輪産業規模の大きさを肌で感じ、バイク文化の違いやシナジー効果が出せそうな部分を感じたり。日本だけを見ているのではなく、世界を見ているWebikeで必要な視点を養えることができました。これで一つマーチャンダイザーとしても成長できました。
また、EICMA会場での経験以外にも、ブレンボのファクトリーや本社にお招きいただき、一流ブレーキシステムメーカーの生産体制や製品耐久テスト、デザイン性にこだわる姿勢などをこの目で見ることができました。私はブレンボユーザーですが、実際に製造されているラインや、製品テスト、どのようなコンセプトで造られているのか?ということを見て聞いて触って、ブランドや製品に対する知識も深まりました。

そして、ブレンボ本社の赤い壁ですが約一キロあるんだそうです、規模の大きさに驚きです!

国内だけでなく、グローバルに活躍できるのがリバークレインです。バイクに対する知識や経験もとても大切ですが、バイクが好きである強い気持ちと情熱が最も重要だと思います。
バイクが好きな気持ちと情熱がある方であれば必ず活躍できる場所が、リバークレインにはあります。
今後のバイク業界を盛り上げていきたい方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にリバークレインで働いて盛り上げていきましょう!!