二輪メディアのスタンダードを
Webに移行させ、日本のバイク文化を
世界に向けて発信していきたい

メディア事業
市本 行平
2021年 中途入社

担当している業務に
ついて教えてください。

 メディア事業部のマネージャーです。Webikeにおけるメディア事業の責任者として、何を目的とし、どのように展開していくかを考え実行していく立場になります。メディアとは記事を掲載するWebサイトだけでなく、Webikeのお客様がバイクを楽しむためのイベントを企画・運営することも守備範囲です。また、Webikeショッピングで販売している製品の販促記事を関連事業部と連携して制作したり、イベントなどでお客様とバイク関連業者様の接点を創出するなどプロモーション業務も含みます。

収益に関する部分では、広告の管理運営もメディア事業部で担当しています。メディアサイトだけでなくショッピングも含めたWebikeの全ページの広告運営を統括し、最大限の収益を上げることが求められています。他にもマーケティングに関連した調査案件や製品開発におけるモニター募集及びフィードバックのサポートなども収益源になっています

リバークレインに
入社した理由を
教えてください。

 前職は出版社に勤務していました。バイク専門誌「ヤングマシン」編集長を10年経験し、次の目標としてWebメディアの可能性を追求したいと考えていました。その際最も持続性が期待できる企業としてリバークレインに入社を決めました。インターネットが普及したことにより、従来はお客様がお金を払って得ていた情報が無料になりました。メディア企業はインターネットに進出しても売上を得る手段は広告しかなく、レートは外部要因が大きく作用します。私はこれが持続性に大きく影響すると考えています。

一方、リバークレインが運営するWebikeは、バイクを愛するお客様、バイク関連業者様と深く結びついており、メディアとして「読者」と「クライアント」の2者を最初から獲得している状況にあります。この2者のコミュニケーションを促進しバイク業界を活性化させるというバイクメディア本来の役割を、正のスパイラル下で実行できるのは他の会社ではできないことです。

入社後成長したと思うことを
教えてください。

 入社して3年が経過しました。前職とは異なるスピード感と密度の濃さに慣れつつある状況です。メディアが紙からデジタルに移行したことにより、伝えることと情報を得る手段が無数に増えていることは説明の必要はないと思います。これらを駆使してより多くの読者を獲得するかについて日々学んでいます。

私は45歳でWebメディアを立ち上げ、48歳でリバークレインに転職しましたが、45歳までは何かを学ぶということはなく、編集長業務をこなしている状態でした。月刊誌制作に欠かせない製紙や印刷技術、雑誌を流通させる出版取次システムは完成されており、変化がない業界だったので学ぶ必要がなかったのです。

対照的に現在は、メディアをとりまく環境は日進月歩です。生成AIも台頭してきており、常に外の環境に目を光らせていないとあっという間に差をつけられてしまいますし、振り落とされてしまうかも知れません。Webに踏み出した45歳以降、50歳をすぎてもデジタル環境に順応すべく成長していると感じます。

これから一緒に働きたい人は
どんな人ですか。

 一口にメディアといっても様々な業務があり、必要とするスキルも様々です。私たちとしては過去の経験はあまり問いません。好奇心が旺盛な方であれば、着実にゴールに近づくことができると思います。一つ重要なことは「バイクが好き」であることです。一般的なメディア企業の場合はファッションやホビーなど様々なジャンルをカバーしているので、編集スキルを武器に渡り歩くことになります。ですが、Webikeはライダーのためのサービスなので、ずっとバイクから離れることはありません。ここの最初の一歩はとても重要だと思います。

今後、どのようなキャリアを
目指していきたいですか?

 Webikeはライダーのためのデジタル総合サービスです。この中で新しいメディアのひな型を作り上げたいと考えています。もちろん、完成形はまだ見えていませんし、道半ばです。現在メディアは紙からWebへ移行していますが、収益構造の難しさからジレンマを抱えている状況です。リアルイベントもスマートフォンの急速な進化で楽しみ方の幅が広がっています。リバークレイン=Webikeにはこれらを革新できる可能性があり、ぜひ実現したいと考えています。